教会委員会
山手教会には、信徒が任意に所属する活動グループが数多くあります。教会のために働く組織や、福祉施設のために奉仕するグループなど、内容は多岐にわたります。今後、社会や時代の変化に伴い変わっていくこともあるかと思いますが、代表的なものをご紹介します。
主に教会の中で活動するもの
教会委員会
教会運営のため、典礼(ミサの準備や運営など)、財務、広報、バザーなど教会全体の議題を毎月話し合い、決定します。教会委員長は、まさに信徒の先頭に立って神に向かっていく存在といえます。
ヨゼフ会/ロザリオ会
それぞれ、「青年」を卒業した男性/女性信徒の会です。新年会やバザーなどの行事を屋台骨となって運営するほか、講演会や黙想会、バス旅行なども企画します。
日本人信徒のほとんどが所属しており、活動を通して信徒同士が交流を深める母体ともなっています。
聖歌隊
ミサや行事で「歌」を通して奉仕します。ミサでは2階が聖歌隊の席となり、降り注ぐ歌声は多くの人の心に響きます。
このほか、結婚式や葬儀の運営、コーヒーサンデー(ミサ後にコーヒーや昼食を提供する催し)、墓地清掃など多くの活動に、「できることから」信徒が参加しています。
奉仕活動
福祉委員会
さまざまな機会に募金を募って女性シェルターや障害者施設などに届けたり、それらの施設を訪問して現状を伺ったりしています。毎年夏には、委員以外の信徒も一緒に、教会から近い日雇い生活者の町・寿町の夏祭りに参加し、カレーの炊き出しに奮闘しています。福祉委員会は、SSVP(Sosiety Saint Vincent de Paul:聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会)とも協力し金銭的に恵まれていない人々への精神的、物質的な援助を行っています。
レジオ・マリエ
聖母マリアへの祈りと信心を深めながら、病気や高齢の信徒を訪ねたり、誕生日カードを送ったりしています。
AOS(船員司牧)
横浜港などに入港する船の外国籍乗組員(船員)のための活動をしています。船員の多くは厳しい労働環境に置かれていますが、カトリック信者は多く、AOSがクリスマスプレゼントとして贈る毛糸の帽子やカレンダーなどがとても喜ばれています。