カトリック山手教会は横浜司教区における巡礼指定聖堂です。
【聖年とは】
聖年とは、教皇が一定の条件を満たす信者に、全免償を付与する年です。25年ごとに行われる通常聖年と特別な意向のために行われる特別聖年があります。
聖ペトロ大聖堂の「聖なる扉」開門が2024年12月24日に行われ、2025年の聖年が始まりました。ローマ四大聖堂と呼ばれるサン・ピエトロ大聖堂、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・ジョパンニ・イン・ラテラノ大聖堂、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂でも同様の儀式が行われ、聖年の終わりに扉は閉ざされます。
聖年の間、ローマやその他の指定聖堂を訪問し、ゆるしの秘跡を受け、ミサに参加し、教皇の意向に従って祈る信者には全免償が与えられます。
【聖年のロゴについて】
聖年に描かれている四人の人物は、地球の四方から集まってきた全人類を表現しています。四人は、連帯と友愛のうちに、進行と希望のしるしである十字架を抱いています。波は人生の旅がいつも穏やかな歩みであるとは限らないことを示していますが、「希望の錨」が降ろされ十字架へと向かう信仰の旅を続ける巡礼者や共同体を支えています。
カトリック山手教会では、12月29日に梅村司教様の司式にて通常聖年開幕の祭儀が行われました。



聖年の祈り
天の父よ、
あなたは、わたしたちの兄弟、御子イエスにおいて信仰を与え、
聖霊によってわたしたちの心に愛の炎を燃え上がらせてくださいました。
この信仰と愛によって、
神の国の訪れを待ち望む、祝福に満ちた希望が、
わたしたちのうちに呼び覚まされますように。
あなたの恵みによって、わたしたちが、
福音の種をたゆまず育てる者へと変えられますように。
この種によって、新しい天と新しい地への確かな期待をもって、
人類とすべてのものが豊かに成長していきますように。
そのとき、悪の力は打ち払われ、
あなたの栄光が永遠に光り輝きます。
聖年の恵みによって、
希望の巡礼者であるわたしたちのうちに、
天の宝へのあこがれが呼び覚まされ、
あがない主の喜びと平和が全世界に行き渡りますように。
永遠にほめたたえられる神であるあなたに、
栄光と賛美が世々とこしえにありますように。
アーメン。
カトリック山手教会は、横浜司教区における巡礼指定教会です。
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