カトリック山手教会

１）改修のきっかけと経緯：
　２０１９年３月：聖堂天井の一部が剥がれ落ちたが、幸い人的被害はありませんでした。
　２０２０年３月：建物の劣化状況を調査した結果、概ね危険はないものの構造の一部に
　　　　　　　　　劣化が見られ補修が望ましいとの助言を受けました。
　２０２０年５月：聖堂の天井・壁面の落下防止対策として、ピンネット工法による天井と
　　　　　　　　　壁面下地の補強工事を行いました。　⇒　（第１期工事完了）
　２０２０年６月：聖堂内の環境改善策として、照明・音響設備の更新を検討しました。
　　～２２年４月　横浜市の「歴史的建造物」に認定を受けている聖堂の改修工事許可と
　　　　　　　　　助成金申請の手続き準備を行い、許可を得ました。

２）第２期工事の内容：（建物関係）
　①老朽化した聖堂屋根内部構造の改修、漏水防止対策、雨水排水設備の改良
　②屋根瓦は、耐久性向上のため銅板からカラーステンレス鋼板へ変更（色は同じ緑青色）
　③建物劣化箇所（コンクリート被り厚不足、ひび割れ）の細部調査と補修
　④建物外壁塗装の塗替え
　⑤窓枠の修理とステンドグラスシール材の交換
　⑥聖堂窓のステンドグラス色配置を変更、内陣両脇窓のデザインを一部復元
　⑦聖堂天井と壁面下地の仕上げ塗装

３）環境改善する項目：（設備関係）
　①照明器具をＬＥＤに変え、より明るく、文字を見やすくします。
　②音響設備をデジタル機器に入れ替え、より聞き取りやすくします。
　③新しい補聴設備を導入し、どこでも聞こえやすくします。

４）第２期工事の期間：　２０２２年７月中旬～２０２３年３月末（予定）

[ 概略工事工程表 ]

５）改修工事の委託先施工業者：
　①屋根と外壁塗装、補強工事、窓などの外周工事関係：　㈱小俣組　（こまたぐみ）
　②聖堂内部の仕上げ、照明／音響設備工事関係　　　：　㈱都市住研（としじゅうけん）

６）第２期工事の工事費用　：　（総工費）　約２億７千万円　を予定

７）工事の時間帯：　変更がある場合は、事前にお知らせいたします。
　・平日と祝日：　７：３０～１７：３０
　・土曜日　　：　７：３０～１６：００
　・日曜日　　：　工事は行いません。

１）ミサについて
　＊工事期間中、聖堂は全面閉鎖し、ミサは「教会ホール」で行います。
　＊各ミサのＡ、Ｂ　２グループ分けについては、当面継続します。
　＊ネット配信は引き続き行います。（日曜日　9：30英語、11：30日本語）

２）葬儀について
　＊工事期間中は山手教会（教会ホール）で葬儀ができないため、近隣の教会をお借りすることになります。詳しくは教会事務所にご相談ください。

　＊安全上の観点から教会敷地内での活動は制限されます。最新の情報にご注意ください。
　＊「教会ホール」が「聖堂」となるため、施設利用についてご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いします。
　＊平日の聖体訪問・お祈りは教会ホールで行なえますが、工事作業中のため、くれぐれもご注意ください。

　＊工事期間中は、駐車場内に機材置場、現場事務所などを置くため一部を立入禁止に、駐車スペースや通行経路の制約から、教会で必要と認めた車以外は駐車できません。

　＊必要と認めた方にのみ、都度「許可証」を発行し、私的都合での発行はいたしません。教会事務所に理由をお申し出いただき、駐車中は必ずこの許可証を掲示してください。また、用事が済み次第、「許可証」は必ず事務所へ返却してください。状況や台数によってはお断りする場合もありますので、ご了承ください。

　＊7月23日（土）17時のミサより、ミサ参加のための車は駐車場を使用できません。近隣の有料駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。

　＊幼稚園児 送迎のための車の入場／退場の通行時間帯は、一切駐車できません。詳しくは幼稚園から発行される案内をご確認ください。