【緊急】政府の緊急事態宣言発出に伴う当面のミサについて

~ 山手教会信徒の皆様へ ~

政府の緊急事態宣言発出に伴う当面のミサについて

カトリック山手教会 主任司祭 鈴木 真
カトリック山手教会 教会委員会

皆様もご存知のように新型コロナウイルス感染症の感染者の急増については連日報道がなされており、東京都では、約2500人、神奈川県でも約1000人の新規感染者を数え、重傷者数、死亡者数も危険な状況となっています。そのことから日本政府では、一都三県に対し「緊急事態宣言」を再発出し国民へ感染拡大を防止するように求めています。この状況を踏まえ、1月10日(日)の教会委員会では、緊急事態宣言下におけるミサの開催について協議しました。協議の結果、緊急事態宣言を踏まえ、当面の間主日のミサについては、「会衆が参加しないミサ」の形態とすることを決定しました。山手教会の信徒の皆様におかれては、再び我慢を強いる形となりますが、信徒の皆様の命を守ることを優先しての決定となります。何卒ご理解賜りますようお願いいたします。なお、詳細については、以下の通りです。

― 記 ―

決定事項: 「当面の間、会衆が参加しないミサとする。」
期間: 2021年1月16日~
※ 新型コロナウイルス感染症の感染状況によって教会委員会で解除を判断する。
この会衆が参加しないミサを行っている期間については、以下の処置がとられます。
主日のミサについては、ライブ配信を行います。共にお祈りください。
日曜日  9:30(英語)
     11:30(日本語)
他の教会活動等についても当面の間行わないこととします。
最新の情報等については、事務所にお問い合わせいただくか山手教会ホームページ(https://catholicyamate.org)をご覧ください。
新型コロナウイルスの対応については他の教会も対策に苦慮していることが考えられますから他の教会へ行かないようにお願いします。

今回の決定に関するFAQ

  1. なぜ今回の緊急事態宣言において会衆が参加しないミサということを決定したのか。
  2. 今回の決定については、「日本のカトリック教会における感染症対応ガイドライン」(2020年11月01日発行 日本カトリック司教協議会)に記載された「③国内における感染症の感染拡大」に従うものであること。また、ミサを開くことで教会に足を運ぶ方が発生し、その往復においても感染のリスクが発生してしまうこと等を考慮した結果判断しました。なお、現時点において「全ての信徒に対するミサ出席義務免除」がなされております。

 

  1. 今回の「会衆が参加しないミサ」はいつまで続くのか
  2. 先ずは、緊急事態宣言が発出している期間となりますが、その後も感染拡大が収まらない場合は継続する可能性があります。信徒の皆様の感染リスクが低くなることが前提であると考えております。

 

  1. 教会に行くことは可能か、聖堂でお祈りがしたい。
  2. 教会に来られることも「外出」を伴うこととなりますのでお控えください。感染に気付かず(無症状病原体保有者を含む)教会に来られることでその道中や教会の司祭等に感染を広げる可能性があります。そのようなリスクも考慮して教会に来られることはお控えください。なお、聖堂については、当面の間立ち入りを制限させていただきます。

 

  1. 他の教会のミサに参加しようと思うが。
  2. ミサに参加したいがために他の教会を周る方がいらっしゃるようですが、現在世界中で新型コロナウイルスの対応に苦慮している状況です。このような中で、他の教会に訪問しミサへの参加を申し入れるようなことは絶対にご遠慮ください。

今回の「会衆が参加しないミサ」について、今まで通り継続してほしいという要望も多数ございます。しかしながら、教会でミサを行っていると、ご年配の方が公共交通機関を使って来られる方も少なくなく、道中の感染のリスク、感染時の重症化、最悪の場合死亡のリスク等もあり、断腸の思いで「会衆が参加しないミサ」にすることを判断しました。皆様には、再三に渡り我慢を強いる形となり、非常に心苦しいですが、どうか現在の状況をご理解いただきたくお願いいたします。

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