山手教会聖堂大規模修繕の経過(2020年3月8日教会報『やまて』より)

カトリック山手教会 教会委員長

山手教会聖堂大規模修繕の経過

山手教会聖堂大規模修繕の経過昨年3月17日に聖堂前方の天井の一部が剥がれ落ちてから、1年が経とうとしています。9月に足場を組み立て建物調査を行い、建物本体の劣化具合と耐震強度も調査し解析しました。耐震結果は12月24日に中間報告が出ましたが、結果は良好で、耐震補強工事の必要は無いとのことでした。1933年に現在の聖堂が献堂される前の聖堂が1923年の関東大震災で倒壊しているので、設計士のスワガー氏は耐震対策に重点を置いて設計されたからだと思われます。今回、耐震調査を行った専門家や建築士の方が、「87年前にこのような耐震に対する工夫をされているとは」と発言されていました。耐震補強工事の必要が無いとわかり、横浜教区の建設委員会、司教顧問会の承諾を1月末にいただきましたので、2月13日から工事に着工いたしました。今年の復活祭には間に合いませんが、5月の連休後には教会ホールから聖堂に戻りミサが行われる見通しです。とは言っても、聖堂内の天井と壁の安全は確保されているものの、見た目には仕上がった状態ではありません。最後の仕上げは第2期工事で行います。梅村司教は「とにかく安全を第一に考えてください。補修終了を急がず、100年先にもこの山手教会聖堂が残るように、しっかりと聖堂内はもちろん屋根と外壁も修理してください」とのご希望です。聖堂内の本格的工事が始まった現在、第2期工事に向けて、横浜市に歴史的建造物の補修のための経済的支援を申請する準備、屋根や外壁の検討、聖堂内の照明器具及び音響設備の検討なども並行して行っています。2月末現在、このような状況です。5月には聖堂でミサが行われるのを皆さんと楽しみに待ちたいと思います。

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